島根 | 津和野エリア
攻めの姿勢でファンづくりチーム一体となって未来を創る
山間の小さな盆地に、かつて栄えた城下町の趣を残す島根県鹿足郡津和野町。ここで商工観光課と観光協会、商工会、株式会社mint、そして地ブラがそれぞれの知見を活かしてチームを組み、新しい体験・滞在型観光ブランドYu-naを設立させた。Yu-na(ゆうな)とは、「ゆったりとした」という意味を持つ津和野の方言。電動自転車を活用し、ここでしか味わえない自然と文化、ゆったりとした時間を堪能できる滞在型ツアーを造成し、積極的に仕掛けている。「津和野は人口約7,000人の小さなまち。人をたくさん呼び込むより、長く滞在してリピートしてくれるホンモノのファンづくりに力を入れたい」と話すのは地ブラの担当者・松村健志。津和野に何度も足を運び、津和野の人以上に津和野のまちを愛し、その魅力を掘り下げてきた。月に1度の町内勉強会「Yu-naトーク」でも地域の人々と膝を突き合わせ、まちの未来について話し合っている。商工観光課の村田隆昭さんは言う。「発注する側・される側にとらわれず、チーム一体となって一緒に考え、つくり上げていくことができるいい関係を築かせてもらっている。これからも地ブラさんとは長く付き合っていきたいです」。
まちの一員として課題解決に奔走!
- ・半分「地域の人」になりながら、共に新たな津和野観光ブランドYu-naを立ち上げ
- ・Yu-naを軸に、コンテンツ造成・イベント企画・ブランディング・地域内の意識醸成などをトータル展開
- ・強い思いを持ってまち全体を巻き込みながら、津和野の「熱いファン」づくりに取り組む
津和野体験 Yu-na
津和野町や津和野町観光協会、町内外の官民組織連携で立ち上げたブランド。日帰り/宿泊の着地型コンテンツ造成・販売、イベント企画、「Yu-naトーク」と題した意見交換会などを展開している。