2018年7月12日・13日、大阪にて日本インバウンド連合会が主催する「国際インバウンドフォーラム in Kansai」が開催されました。第2回となる今回、関西及び全国で活躍する行政・民間のインバウンドビジネスのキーマンが集合し、2日間を通して講演、パネルディスカッション、テーマ別分科会など様々なスタイルで熱いトークが展開されました。
弊社代表吉田は、7/12パネルディスカッション、7/13分科会、および総括セッションに登壇しました。
登壇内容
7/12 パネルディスカッション
「観光立国と地方創生〜シビック・プライドの形成がインバウンド振興のカギ〜」
サブテーマ”シビック・プライド”にある通り、自分たちのまちの文化が、お金を払ってでも体験する価値があると他国の観光客に認識されていることに気づき、自信をもって提供し稼いでいこうという話が議論の中心となりました。パネリスト席となりの行政マンお二人が武将の姿で登場され、吉田のスーツ姿が逆に浮いてしまうという一面も。
7/13分科会「交通アクセスとインバウンド」
吉田がファシリテーターを務めたこの分科会は、空路・陸路の主要な交通拠点から先の交通インフラの不足が課題である地域が数多くあるなか、外国人観光客への”二次交通”対応のトレンドについてディスカッションを行いました。パネリストにはバスやレンタカー事業の経営者の方々に参加いただきました。
- 主要な交通インフラだけでなく、タクシー・バス・レンタカーには観光の面で可能性が高い
- 外国人客対応における言語の壁は、自動通訳のデバイスを活用し、億劫にならずもてなす精神が大事
このように、国や自治体による交通インフラ整備を待つだけでなく、民間でもできることからアイディアを出して観光客の受入れとして対応していくことが必須という議論になりました。
今回は交流会も開催され、講演者・来場者と様々に語らうことができました。インバウンドの最前線事情を知るにはうってつけの今回のフォーラム、講演者や熱心に耳を傾けていただいた来場者とともに、トークを通してインバウンド市場にさらなる可能性を感じられるイベントとなりました。