2018年7月25日〜27日、弊社代表吉田が、佐賀県と日本インバウンド連合(以下、JIF)によって企画された『オール佐賀インバウンド振興キャラバン2018 佐賀の未来を語る「インバウンド意見交換会」』に参加しました。こちらはJIF幹事会社のインバウンド専門家たちが佐賀に集合し佐賀県内の数ヶ所を訪問し、視察しながら、各所で講演および意見交換会を行うというものです。3日間をかけて、嬉野市、太良町、鹿島市、有田町を巡りました。
7月25日に行われたシンポジウムでは、佐賀県がご出身のJIF理事長・中村好明氏によるファシリテーションで、村上大佑嬉野市長、鍋島朝寿 祐徳稲荷神社権宮司をお招きし、JIF関連メンバーとで佐賀のインバウンドの可能性について熱く議論を交わしました。
興味ぶかい観光資源に触れて
温泉やお茶が有名な嬉野市、陶器工芸として400年の歴史を持つ有田町の有田焼、日本三大稲荷であり、2014年タイで公開されたヒット映画「Timeline~思い出の手紙~」のロケ地として有名になり今もなおタイ人が多く訪れる人気スポットとなっている鹿島市の祐徳稲荷神社など、魅力的な観光資源が豊富にあることを知ることができました。
意見交換会では、外国人観光客誘致に真剣に取り組む地域の首長やキーマンと意見を交わすことができました。お話をするなかで、どちらの地域も、他と差別化できる高付加価値の体験型観光商品をいかに地元で作っていけるかが喫緊の課題、という印象を受けました。
九州佐賀国際空港の国際線LCCの発着増加など、交通手段が増えたことでアジアを中心に訪日観光客が増加傾向にある佐賀県。「観光地域づくり」の課題が待ったなしとなっている今、私たちが持つ体験商品造成やエリアブランディングのソリューションをどんどん提供していき、インバウンド復興がますます加速するよう私たちもサポートしていきます。
祐徳稲荷神社にて、タイ語で書かれた絵馬。
イベント募集チラシ