9月6・7日、福岡 博多にて九州運輸局主催『九州のインバウンド最前線・報告会』が開催されました。こちらは九州エリアでの行政・民間のインバウンド事業のキーマンや全国で活躍するインバウンドの専門家が集まり、九州インバウンドの展望と課題をいろいろな角度からテーマを出し、議論するものです。弊社代表吉田も参加し、パネルディスカッションにて登壇しました。
パネルディスカッションのテーマは『欧米豪リピーター客創出による持続可能な九州の実現に向けて』。九州エリアおよび全国で欧米豪人の観光客誘致を進めるスペシャリストともに、吉田も欧米豪インバウンド成功の秘訣について熱く議論しました。
九州の2017年度訪日観光客数は494万人と過去最高を記録しており、さらに来年2019年にはラグビーW杯が開催されます。ラグビー伝統国以外で開催する初めてのW杯で、訪日外国人40万人・経済効果は4372億円が見込まれています。九州においては決勝トーナメントを含む10試合が予定されるため、インバウンド需要にますます期待がかかっています。
ラグビーは欧州人やニュージーランド人など欧米人が好むスポーツでもあり、観光客全体に占めるアジアの割合が97.3%という九州地域では、ラグビーW杯をきっかけに欧米豪の方々に訪問してもらい、かつ、度々リピートしたくなるほどに楽しんでもらうことがとても重要となります。
地元の関係者の方々に欧米豪誘客の着想を得ていただけるよう、受入れサービスや文化体験コンテンツなど、国内外での成功事例を交えてお話ししました。
大分市の日本伝統芸能さるまわし、博多のとんこつラーメンなど九州は独自の観光資源が豊富です。九州のユニークなコンテンツをもっと掘り起こし、世界へ訴求していけるよう私たちもサポートしていければと思います。