弊社は今年度、姫路市および近隣の7市8町の播磨圏域において訪日外国人向け体験コンテンツの造成とブラッシュアップをお手伝いさせていただきました。
~サムライの精神に触れる体験を、姫路で~
日本で初めて世界遺産に認定された国宝・姫路城をシンボルとして持つ姫路市および播磨圏には、戦国時代からの遺跡が多く残り、豊臣秀吉や黒田官兵衛などの有名なサムライゆかりの地となっています。
そこで今回、播磨圏の事業者様と一緒にセミナー・ワークショップを重ね、姫路城だけではない、海外のお客様に「本物のサムライ精神」を感じてもらえる10のコンテンツを造成しました。
その体験コンテンツ紹介ツールとして、英語版リーフレット「10 Experiences to Meet the Real Samurai Spirit in Himeji」も制作いたしました。
リーフレットでは、体験コンテンツをサムライの生活に深く関わった「侘」「禅」「技」「装」「食」の5つのテーマにカテゴライズし、姫路城茶室「鷺庵」での茶道体験や本格的な刀鍛冶体験、姫路城広場での忍者体験など、「姫路ならでは」の体験を紹介しています。
また、3月14日(木)には主催:姫路市観光交流局MICE推進課、企画:地域ブランディング研究所にて本事業の集大成である姫路インバウンドシンポジウムを開催し、連携地域7市8町からも多くの行政担当者様やホテル関係者様、観光事業者様にご参加いただきました。
講演では、一般社団法人せとうち観光推進機構事業本部長の村橋克則氏をお招きし、「観光(インバウンド)は地方創生の切り札になり得るか?」というテーマで、現在観光地として世界から注目を浴びる瀬戸内の可能性についてお話しいただきました。
パネルディスカッションでは、ファシリテーターとして弊社代表の吉田、講師の村橋氏、今回体験プログラム造成に取り組まれた刀鍛冶職人の桔梗隼光氏、着物体験と姫路城茶室での茶道体験に挑戦される城下町Styleの福田ひかる氏にご登壇いただき、事業を形にするまでの取り組みやインバウンド対策のノウハウ、今後の展望について熱く語っていただきました。
参加者からは「具体的な事例が聞けて大変参考になった」「インバウンド対策で悩んでいたことがシンポジウム内でクリアになった」等、好評のご感想を多数いただいております。
当シンポジウムの様子は3月15日(金)の朝日新聞・産経新聞・神戸新聞の3誌でも取り上げられています。
エリア全体で更なるインバウンド誘客を目指す魅力あふれる播磨圏。弊社では、瀬戸内の中でも大きな可能性を秘めた姫路および播磨地域を引き続き応援していきます。