教えて地ブラ Q&A
教えて地ブラQ&A
地域ブランディング研究所に
関する10の質問!
地域ブランディング研究所って何をやっている会社か、どんなオモイでやっているのか、わかりづらいという質問をいただきます。よくいただく質問に関して簡単にまとめてみましたので、地ブラの理解を深める参考にしていただけると嬉しいです。
- Q1 なぜ浅草に本社があるんですか?
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A
東京の中でもなぜわざわざ浅草か、という質問をいただきます。地ブラは日本の魅力を発信していきたい、日本文化を大事にしたい、というオモイを持ちながら事業を展開しているので、東京の中でも色濃く文化が根付いているまちである浅草に創業当初から拠点を構えています。インバウンドが復活してきている中で、文化的な魅力やイベントが凝縮している浅草でまちの住人となり、一緒に事業を展開しています。浅草を代表する三社祭だけでなく、新春歌舞伎、節分、花見、ほおずき市、隅田川の花火大会、酉の市といった浅草ならではのイベントに参加させてもらったり、雷門東部町会が実施する大江戸清掃隊の一員として毎月19日の清掃活動に参加したりしています。
- Q2 コンサルなんですか?旅行会社なんですか?事業支援運営会社ですか?
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A
地ブラはどんな会社なのかわかりづらい、という声もよくいただきます。結論、そのすべてです!地域の抱える課題を解決しながら一緒にサポートしていきたいと考えた際に、整理をするだけのコンサルの機能、旅行商品をつくって販売する旅行会社の機能、メディア・プラットフォームを通した誘客などの事業支援の機能、そのすべてを一貫して提供することに価値があると考えて、ワンストップで展開するモデルを構築しています。ただし、それを一気通貫でやるには非常に難易度も高く、継続が難しい実情もあります。そこを何とか試行錯誤しながら創意工夫の上、展開しています。地域の方からいただくオーダーに応えようとしていたら、このモデルに行きつきました。
- Q3 地域密着を謳っているけど、どう密着しているのか教えて!
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A
コロナの影響で移動制限が発生したタイミングで、メンバーの地方移住や地方採用を積極的に進めました。もともとリモートワークの仕組みのベースが構築されていましたが、その動きを加速させて各所と連携できるモデルをつくり、より地域の皆さんに近い立場でサポートできる体制を推進しています。一緒にお酒を飲ませてもらったり、地域のお祭りに参加させてもらったりすることで感じられる要素を大事にしながら取り組んでいます。各地域の皆さんに成し遂げたいことをうかがうと、地域の中でうまく対応できていない課題の相談を多く受けるので、できる限り補完的な立場でサポートしています。
- Q4 なぜインバウンドなの?海外のネットワークを教えて!
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A
日本の地域を稼げるモデルに転換していこうとなると、内需だけでは難しい側面があると考えています。特に昨今は、欧米系でサステナブルツーリズムやアドベンチャーツーリズムといった高単価で、地域の文化や歴史ストーリーを尊重しながら地域の文化をより良くしていくという価値観が加速しています。地ブラとしても、地域の方のためにそれを一緒に構築していくモデルを支援しています。設立当初から飛び込み営業や富裕層向け商談会で構築した海外の旅行会社のネットワーク、世界の主要OTA、国内のランドオペレーターなどを含めて、54カ国約2,500社の繋がりの中で適切なチャネルとの誘客接続を行っています。
- Q5 繋がりのある専門家も多いようですが、どんな繋がりですか?
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A
これまで各地の課題解決をしていこうと考える中で、関わりのできた商品造成、サステナブルツーリズム、ファンマーケティング、DMO形成、地域ブランディング、富裕層向け受入体制構築、感染症対策、事業モデル構築などの専門家とネットワークを持っています。これらの専門家陣を地域の実情に合わせて、うまくアサインすることでより成果が生まれていく流れを構築しています。今後も拡大していく流れにもっと貢献できればと考えています。アドバイスをするだけの専門家ではなく、一緒に汗をかいて知恵を出してくれるような方をしっかりと選び抜いて繋がりを深めています。
- Q6 地域の自走ってどういうことですか?
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A
地ブラの目指す地域の自走とは、地域の皆さんが主体となって稼げる地域をつくり上げていくことです。行政主導ではなく、地域の皆さんがどうありたいかを考え、経営責任も明確になった形で地域が主体的にまわせる流れの構築を目指しています。きちんとしたビジョンや事業ゴール、戦略、事業計画、経営責任、財源、推進体制などが明確になってまわせる体制と仕組みができるのが目指すモデルであり、その組織が自走するまでには少なくとも3~5年はかかると考え、そこに至るまでの支援を行っています。また、フェーズによって抱える課題も変わってくるので、それぞれの段階に合わせた財源や予算など、一緒に知恵を絞りながらお手伝いしています。
- Q7 地域のファンづくりってどうやって行うのでしょうか?
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A
地域の魅力に共感して、一緒に応援してくれるファンの存在をつくることが大切です。また、そのファンが地域を大好きになり、応援したいというオモイで関わってくれることで、その人たちが媒介となり、また次の人を連れてきてくれる、そんな仕組み・仕掛けができることが望ましいと考えています。一方的な情報発信では反応しない時代になってきて、クチコミが大事になってきたからこそ、そんなアプローチを丁寧に展開していくことを目指しています。
- Q8 地域らしさ・地域ブランドの形成方法を教えて!
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A
大事なのは、地域らしさや地域独自の価値がどこにあるのかを客観的に整理することです。同じような地域資源でも、その土地ならではの独特な風習や地質、気候などが影響しているので、訪れた人が聞くと「へぇ~、そうなんだ!」と思えるストーリーがたくさんあります。そこを丁寧に紡ぎ、地域の皆さんとワークショップなどで共通の理解を構築して「まちの誇り」に思っていることをわかりやすく、とんがりをつくって表現するように心がけています。
- Q9 ロゴに込められたオモイは?
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A
ロゴに使用している赤は「地ブラレッド」と呼んでいます。ニッポンを代表する会社としてNO.1を目指したいというオモイから、赤の中でもよりクリアで澄んだ色を選びました。また、長年使ってきたキーワード「まちの誇りの架け橋」のブリッジと、ブランディングのBを90度左に回転させた形をモチーフにして推進力を表現しています。地ブラの各メディアにはその推進力を表現した矢印が隠れているので、ぜひ探してみてください。
- Q10 地ブラが考える成功する地域の秘訣を教えて!
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A
本気の人と、その人が集めた3人のキーパーソンが推進役になれるかどうかが大きなポイントだと考えています。最終的に腹をくくり、その地域に腰を据える人 が経営感覚を持って自分ごととして地域に入り込み、事業の責任を持ちながら推進して、PDCAを高速でまわし続けていることが成功のカギです。DMO組織も増えていますが、地域に腰を据える経営者がトップに立っていれば成功の可能性がありますし、そんなオモイを持った方がいらっしゃる地域を我々は応援していきたいと考えています。
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