【実体験レビュー】マリカーはなぜここまで人気コンテンツになったのか?実際に乗ってみた。
目次 [非表示]
リオ閉会式で世界中の関心を集めた安倍マリオ
2016年8月に閉幕したリオ五輪。その閉会式に登場したマリオ姿の安倍首相に世界中の各メディアが興奮のコメントを残したことで、日本のコンテンツ影響力に驚いた方は多いのではないでしょうか?
今回は外国人観光客に超人気のアトラクション「マリカー」を実際に体験し、その人気の秘密をご紹介いたします。
Tokyo es todo lo q está bien en el mundo (@ マリカー Maricar in Shinagawa, Tōkyō) https://t.co/71d7Z9bjpB pic.twitter.com/okgEt1a8zL
— Euge Otero (@_tiny_dancer) 2017年3月27日
コスプレを通じて世界観を味わえる
コスプレしてもしなくてもゴーカートに乗る事自体は同じなのだから気分は変わらないでしょう・・・と思ってました。しかし実際にやってみるとこの通り。仮装の世界だと思っていたものが現実に再現されることがこれほどワクワクするとは予想外でした。
見慣れた場所でも違って見える
私たちは1時間のショートコースで東京タワーや六本木ヒルズを回ってきたのですが、360℃全方位かつ道路に近い目線でみる景色というのは思いの外新鮮に写りました。とくに六本木ヒルズの真下を貫通する道路は、こんなところも行けるんだ!という驚きと非日常感を堪能することが出来ました。
インストラクターさんの手厚いサポート
走行にあたっては熟練のインストラクターさんが安全を確認しながら先導してくれます。丁寧なガイダンスでペーパードライバーだったメンバーも問題なく最後まで楽しめました。
また、外国人スタッフも配置しており多様な国のお客様に対応可能な体制を構築しています。
さらにすごいのが、休憩時に撮影してくれた記念写真が、戻ってきたときにはもう出来ているというニクイ演出。これは思い出に残りますね。
思い出を形にするオプションメニュー
さらにマリカーでは搭乗体験をより楽しめるオプションを用意しています。具体的には下記の通り。
光るLEDシューズ、音楽を楽しめる無線スピーカー、臨場感ある映像を記録できるGoProをはじめとするアクションカメラ、記録するSDカード etc。
どれもリーズナブルで良心的な価格設定です。
(出典:マリカーHP)
こちらは実際店内充電中のパナソニック製目線カメラHX-A500。4K動画が撮影できます。このように当日手ぶらであっても迫力ある映像を記念に持ち帰ることができるのは、うれしいですよね。
SNS拡散を誘導する割引制度
さらに秀逸なのが、マリカー体験をSNS上にUPすると2,000~3,000円が割引される制度。個々人の楽しかった思い出をそのままプロモーションに活かす工夫がされています。
実際に先述したアクションカメラで撮影された当日の映像がこの通りyoutubeにUPされています。ロボットレストランもそうですが、SNSでの拡散導線をしっかり作っておくと大体的な広告費用をかけずとも大きなプロモーション効果を発揮します。
まとめ
マリカーが人気となった要因は、日本のポップカルチャーをうまく現実世界に落とし込んだアイディアはもちろんですが、
- 手厚いおもてなし
- 思い出を形に残す工夫
- SNS拡散への誘導
がありました。
世間では何かとニュースになって注目された方も多いことかと思います。商標登録に関しては2017年3月に特許庁がレンタルカートとしての「マリカー」という名称は商標混同の恐れは見当たらないとして、同社が占有して使用できる許諾がおりています。
何がその体験コンテンツを人気たらしめているのか?冷静に分析することがインバウンド向けの良質な体験コンテンツを作る上で重要です。日本のゲーム・アニメ文化はマリカーのような現実化によってまだまだ広がっていく可能性を持っています。
今日の一句
”いつもとは 違う目線で 見える世界”
北品川・渋谷・秋葉原・大阪・沖縄 に店舗がございます。