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2017/05/04 体験プログラム紹介

【これでもか】 ロボットレストランから学ぶインバウンドのフォトジェニック集客術

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    インバウンド体験コンテンツはテーマ選定が重要

    体験コンテンツを作るにあたってはテーマ選定が重要です。具体的には下記3パターン。

    ①日本文化の生活体験
    ②ポップ・クールジャパン体験
    ③自然とローカルな体験

    今回は②において圧倒的な存在感を放つ施設、ロボットレストランに潜入し、見栄えする写真(=フォトジェニック)を活用した集客のポイントをご紹介致します。

    ロボットレストラン概要

    総工費100億円

    ロボットレストランはその名の通り多数のロボットによるショーが楽しめるレストランです。総工費はなんと100億円!

    積極的な海外プロモーション

    ロボットレストランは元々は国内向けの施設ですが外国人対応を進めることで大きくヒットしていきました。実は台湾進出にあたっては弊社もサポートさせて頂きました。詳細は下記参照下さい。

    絶妙なアクセス

    ロボットレストランは新宿駅から徒歩5分。歌舞伎町に位置しています。

    ロボットレストランが面する通りは日常的に外国人の行き来が頻繁にあります。そしてなんの気なしに歩いていると、突如現れるインパクト抜群の造形物に足を止めて思わずスタッフさんに頼んで記念撮影。事前予約で訪れる方がメインですが、たまたま興味を持って入場する方も多いです。

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    来客の9割は外国人で欧米系

    ロボットレストランのメイン顧客は外国人。その中でも欧米系が目立ちます。カップルや友人同士といった組み合わせが目立ちます。

    思わずシャッターを切りたくなってしまう仕組み

    ロボットレストランは気がつくとシャッターを何度も押してしまっている不思議な施設です。その理由を解説していきましょう。

    写真撮影OK!をPR

    ロボットレストランは写真撮影が問題ないことを積極的にPRしています。たいていの体験施設では写真撮影OKですが、あえて明記することで安心感を与え、気軽に写真撮影できる雰囲気を作り出しています。

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    多数用意された写真映えするポイント

    冒頭ご紹介した入り口に鎮座するロボットだけでなく、施設内にも特徴的な空間が多数設置されています。

    バブル時代を彷彿とさせるゴージャスな待合室

    これでもかという位日本文化をポップ化したロボット

    定番の忍者

    写真映えする被写体が入れ替わり立ち代り出てくる演出に、外国人観光客の方は常にスマホや1眼レフを手に構えるか、SNSにUPするかで大忙しでした。

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    記念撮影タイムをしっかりとる

    1.5時間におよぶショーの後はロボットとの記念撮影タイムも用意されています。非日常空間を味わった思い出にと多くの外国人観光客の方がこぞってレストランのスタッフに撮影してもらっていました。またレストランスタッフもSNSでシェアすることを促しています。

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    8,000円でも人が入る魅力

    ロボットレストランの入場料は8,000円とディズニーランドよりも高い価格設定です。それでも絶えずお客さんが入ってくるのは「日本文化・歌舞伎町・クール」といったここでしか味わえない非日常感を求めているから。そしてショー自体も飽きられないように数ヶ月に1回内容を変更してパワーアップし続けています。

    休憩時間に物販品が良く売れる

    1.5時間のショーでは3回ほど休憩時間があるのですが、アルコールを中心によく売れていました。非日常空間にいると、お財布のヒモも緩んでしまうんでしょうね。

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    まとめ

    ロボットレストランでは写真映えする派手な被写体に目がいきがちですが、その根底には・写真撮影OKと明記、・記念撮影時間を確保、・シャッターを押してあげる、といった写真を撮りやすくする工夫が凝らされていました。

    そして大量に撮られた写真はSNSを通じて拡散し、ロボットレストランの知名度を広げていきます。実際洋楽のPVとしてロボットレストランがロケ地として使われました。

    ロボットレストランのように億単位での資金投入はどの体験施設でもできることではありません。しかし写真映えする被写体の用意や撮影しやすい環境の整備については、ちょっとした工夫で実現できることです。外国人観光客集客に悩まれているご担当者の方、写真集客のヒントが詰まったロボットレストランに一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

    今日の一句

    ”大量の 写真が運ぶ お客さん”

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