住み続けたいまちNO.1
東京都多摩地域に位置する府中市。武蔵国(東京、埼玉、神奈川の半分)の国府が置かれた府中のまちは、いにしえより行政、財政、政治、文化の中心であり、大國魂神社とともに発展を遂げてきました。伝統行事が受け継がれ、人情味あふれる市民の想いは今も変わりません。現在も歴史の一端を感じることができるのも府中ならではの魅力です。
明治創業の格式のある老舗からゆっくりくつろげるカフェなどグルメもいっぱい。駅前の再開発によりますます住みやすいまちへと成長していくことでしょう。
「ほっとするね、緑の府中」のキャッチフレーズとともに受け継がれる伝統と新しく生まれる文化が融合する、将来が楽しみなまちです。
まちに息づく歴史
大化の改新後、全国に国府が置かれた時、武蔵の国の国府が置かれたのが現在の府中市です。府中市は飛鳥時代から、武蔵国の政治や経済、文化の中心として栄えてきました。
1000年以上の歴史を持ち、府中のまちを祭一色に染める「くらやみ祭り」は、東京都の無形民俗文化財に指定され、長い伝統と格式を誇る大國魂神社の例大祭です。4月30日から5月6日の1週間に渡って繰り広げられ、期間中は70万人の人出で賑わいます。
府中市のシンボルでもある「武蔵国の総社・大國魂神社」は、縁結びや安産祈願の神社として知られており、本殿は東京都の有形文化財にも指定されています。
府中を楽しむ美食さんぽ
明治創業の老舗から名店、おしゃれなカフェまでグルメがいっぱいの府中市。食事を楽しむだけでなく、店主との会話も楽しみの1つです。
創業約150年の老舗名店「モナムール清風堂」は府中市民の誰もが知る名店です。1階ではケーキ、2階ではイタリアンが楽しめます。駅から徒歩1分の「ブラッセリーベガ」では、豊富なワインと旬の食材を使ったおすすめ料理が人気です。プリップリなエビのアヒージョはやみつきになる食感です。「ル プチモンド」の1斤330円の食パンは予約必須です。メニューはすべて日替わりで、具材もすべて手作りのパンが“小さな世界”に所狭しと並びます。
健やかな成長と学び、そして安らげるまちへ
府中市が行った世論調査では、住民の95%以上が「住みやすいまち」、「住み続けたい」と回答しています。小さな子供からお年寄りまで、安心して快適な暮らしが送れるまちです。
子ども家庭支援センター「たっち」では、子育て家族の力になり、親子で触れ合える広場を設けることで、府中の子どもたちが安心して楽しく暮らせるよう支援しています。親子で楽しめる「kotocafe」は、外国の子ども部屋をイメージしてつくられたカフェです。子どもだけでなく、親同士の交流の場にもなっています。「府中市立 中央図書館」をはじめとする計13もの図書館がある府中市。全ての図書館を合わせると140万冊を超える著者を誇っています。