2017/02/01
国別対策
【春節はピークではない】インバウンド最大勢力、中国の集客を考えるため祝日をまとめてみた。
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訪日観光客の27%を占める中国
2016年の訪日外国人2,404万人のうちの 27% を占める最大勢力、中国人観光客。
彼らは旧正月(春節)に一気に押し寄せてきて帰っていくイメージがありますが、春節以外の祝日はないのでしょうか?
調べてみました。
2017年中国の祝日と連休数一覧
各祝日と公休日も含めた連休数をまとめたものが下記の表です。
祝日名 | 月 | 開始日 | 終了日 | 連休数 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
元旦 | 1月 | 1/1 | 日 | 1/2 | 月 | 2 |
春節 | 1月 | 1/27 | 金 | 2/2 | 木 | 7 |
清明節 | 4月 | 4/2 | 日 | 4/4 | 火 | 3 |
労働節 | 4月 | 4/29 | 土 | 5/1 | 月 | 3 |
端午節 | 5月 | 5/28 | 日 | 5/30 | 火 | 3 |
国慶節 & 中秋節 | 10月 | 10/1 | 日 | 10/8 | 日 | 8 |
(出典:JETRO公開データより作成)
※国慶節と中秋節は2017年重複があったため、連結。
こうしてみると、1月と10月に長い連休があることが分かります。
中国人の最大の集客チャンスは7月!
では1年のうち一番多く中国人が訪れる=集客のチャンスがあるのは1月と10月?
と考えるのが自然かと思いますが、実際は下記の通り。
7-8月に多く集中していることが分かります。
これは日本同様学校が夏休みに入るためです。
訪日ピーク=春節だけではない。
2015年は爆買いする中国人観光客がニュースで多く取り上げられた年でした。
ちょうどニュースになりはじめたのが春節の時期だったことから私達に強くイメージされているのでしょう。
しかしデータと突き合わせてみると、イメージと違うことがお分かり頂けると思います。
まとめ
春節が中国人観光客のピークではありません!
ピークの山はまだ半年先のため、今のうちに着々とプロモーションの準備を進めておきましょう!
今日の一句
”お出かけが 増えるの同じ 夏休み”