【開催レポート】広島県のインバウンド観光おもてなしセミナーにて講演して参りました。
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自治体主催のインバウンドセミナーで講演
3/27(月)、広島県国際観光テーマ地区推進協議会主催のセミナーにて講演して参りました。
テーマは
「モノ消費からコト消費へ。アジア・欧米豪の最新トレンドから見る広島の可能性と受け入れ体制」です。
広島県内の自治体・事業者 約40名の方にお集まり頂きました。
今回は下記ポイントを中心にお話させて頂きました。
・広告に頼らない効果的なPR方法
・インバウンドはオリンピックまでなのか?
・インバウンドが地価にもたらす影響
・LCC最新事情
・データでみる全国と広島のインバウンド状況の違い
・世界の旅行マーケットから見た広島の可能性
・欧米人とアジア人。興味関心ポイントは何が違うのか?
・お金を落としたくなる体験コンテンツの作り方
全体のトレンドと当該地域のマーケットデータを比較
セミナーを開催するにあたって心がけているのは、データに基づく分析。
世界的な旅行マーケット事情を抑えつつ
春節・ハラール対応などニュースで取り上げられるトレンドに踊らされず、当該地域のデータに基づいたプロモーション戦略の立て方をお伝えしています。
▲全国と広島県の訪日外国人内訳の違いから広島の特徴を抽出
すでに地域にある資源を活かす
また、私達が提案するのは、インバウンドを誘致するために新しく何かを作るのではなく、すでにある地域資源を活かすアプローチ。
うさぎであふれかえる大久野島が、仕事に疲れ癒しを求める香港人に注目されている事例や
広島県北部で伝統的に行われる神楽が歴史や文化に関心が高い欧米人に人気を集めている事例
などをご紹介させて頂きました。
宮島の廃寺を活用したコンテンツを準備中
また、直近では宮島の廃寺をリノベーションし、体験コンテンツ拠点に変身させるプロジェクト
をサポートしております。
地域をつぶさに見ていくと、思わぬものが観光資源になるのです。
海外の体験コンテンツ事情
また、海外の体験コンテンツ・アクティビティ例をご紹介。
数万円もするプログラムがなぜ売れるのか、現地に実際に足を運んだ知見から解説させていただきました。
▲オーストラリアの事例
実際に現地に入り込んで発掘します
私達の強みは国内外の現地に自ら入り込んで発掘・開発すること。
1次情報を重視し、20カ国900社の多種多様な海外旅行会社とネットワークを構築しておりますので、マッチングやプログラム開発の精度が高いのが強みです。
セミナーアンケート結果ご紹介
参加していただいた方からのアンケートを一部ご紹介いたします!
データ面での評価
興味深いデータがあり,有意義だった。
国によってトレンドが違うことを改めて感じた。同じ体験でも国別に作り上げる必要を認識でき,良かった。
インバウンドマーケティングを詳細に説明していただき,大変有益なセミナーであった(欧米とアジアのアプローチの違いなど)。
LCC普及によって海外旅行が身近になっている今,市町の工夫次第で誘客出来るようになってきていることがよく分かった。
広島県に関連する意見
県のインバウンドの可能性を認識できた。
単にインバウンドという大きなくくりではなく,誘客する地域に沿ったチャンネルを持つことが重要だと分かった。
インバウンド状況の分析,広島地域の分析,何を求めて来日するのかが理解できた。
コンテンツの作り方について
インバウンドの取組で初めて具体的にイメージできるセミナーだった。
体験重視の外国人観光客が目立っていたが,どう応えたら良いのか悩んでいたので多くのヒントをいただき,ありがたい。
インバウンドの動向や「モノからコトへ」について,具体的事例を通して,非常に分かりやすく説明いただき,参考になった。
現地データに即したセミナー開催を承ります。
地域ブランディング研究所は全国各地でインバウンドセミナー実績がございます。
今後インバウンドに注力していきたいが、なにから手をつけて良いか分からない各自治体・事業者様に
- マーケットデータ
- 1次情報
を組み合わせたお話ができますので、お困りの方是非ご相談下さい。
今日の一句
”データと 足で稼いだ 情報源”