【2020年1月】なぜコロナ騒動下でも訪日外国人は前年比-1.1%減で済んだのか?

日本政府観光局(JNTO)の1月速報が発表!

2020年のインバウンドマーケット、初速の勢いを測る1月の訪日外国人数が本日2/19 JNTOより発表されました!

中国武漢を発端としたコロナウイルス騒動が日に日に増していますが、訪日外国人数にはどのように影響したのか?

そのデータが下記グラフです。

(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

結果は前年比-1.1%の266.1万人。

韓国・ドイツ以外の国は前年比増

次に国別の内訳を見てみましょう。

韓国は昨年から続く日韓関係悪化の影響が継続中のため大幅減となっています。

またドイツが微減となったのは、経済が減速傾向にある事に加え、 クルーズ旅行者数が減少したからとJNTOは報じています。

(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

ただ上記2カ国を除けばほとんどの国が2ケタ成長。

コロナウイルスの影響はなかったということなのでしょうか?

前年比増の理由は春節の時期がズレたから

その理由は毎年2月になる春節休暇が2020年は1月にズレたから。

また、コロナウイルス感染が深刻化したのは1月末以降なのでタイムラグがありました。

ちなみに日本春節がすべて1月に収まったのは実に2012年ぶりです。

ただその分反動がある上に、今月に入って旅行需要が一気に冷え込んだ事から今年の2月 訪日数は前年に対し減少するでしょう。

回帰分析から導かれた2020年訪日外国人予測

まだ1月ですが、2020年の年間訪日外国人数について予測してみました。

算出根拠は下記の通り。

  • 1月訪日観光客数をX
  • 年間訪日観光客をY

として過去9年分のデータを元に回帰分析。

導かれた回帰式は Y=11.88X + 1415081

結果現時点での2020年通年 訪日外国人数は 3,303万人 (前年比5.9%増)

となりました。

今年はコロナウイルスの影響で異常値が多くなりそうですが参考まで。

まとめ

  • 2020年1月は前年比伸び率-1.1%と微減
  • 相変わらず韓国が低迷するがその他の国は2ケタ成長
  • 春節が例年よりズレたことが一因
  • 2月はコロナウイルス本格化・春節時期ズレ反動で減少が予想
  • 回帰分析では2020年通年予測 3,303万人

となりました。

過去SARSが流行した際、訪日数は減少しましたが、落ち着くと回復した歴史があります。

今は我慢の時期です。はやく事態が落ち着くことを祈っております。

今日の一句

”ウイルスが 落ち着くまでが 正念場”

 

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