【2019年4月】訪日外国人数は293万人。GW長期休暇が与える影響とは?

日本政府観光局(JNTO)の4月速報が発表!

4/22火 16:00 JNTOより4月の訪日外国人数が発表されました。

結果は前年比0.9%増の292.7万人。4月としては最高値となりました。

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(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

 

 

 

アジアは前年比減⇔欧米豪は堅調

こちらが前年比伸び率の国別内訳。アジアと欧米豪で傾向がはっきり分かれています。

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(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

 

JNTOによると減少した理由は過去最大のGW長期休暇(10連休)であると報じています。

 

具体的にどうゆうことなのか?社内の台湾人・韓国人スタッフに聞いてみました。

台湾人 呉さん

日本に頻繁に行く台湾人はGWのことを知っており、日本人で混んでいるなら訪日を控えようと考える人も一定数いると思います。

 

韓国人 パクさん

GWが過去最大の10連休であることは韓国のニュースでも報じられていました。

訪韓日本人旅行客が増えるのでこのチャンスを逃すなという内容でしたが、訪日旅行を考えていた人は行っても店が閉まってたら嫌だから控えるよう動いたかもしれません。

 

訪日経験が多いアジアと比較し、地理的距離が遠く訪日経験が浅い欧米豪はGWの存在を知らなかった可能性があります。

来年がどのような結果になるのか興味深いですね。

 

回帰分析から導かれた2019年訪日外国人予測

2019年の年間訪日外国人数について予測してみました。

算出根拠は下記の通り。

  • 4月訪日観光客数をX
  • 年間訪日観光客をY

として過去8年分のデータを元に回帰分析。

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導かれた回帰式は Y = 2.992X + 780,812

 

結果現時点での2019年通年 訪日外国人数は 3,363万人 (前年比7.8%増)

となりました。

 

訪日外国人の人数を追う段階は変わりつつある

日本政府は2020年に訪日外国人数4,000万人を目標に掲げています。

過去推移や回帰分析から得られる2019年の訪日外国人数を鑑みると、ややペースが鈍化しているように感じられます。

 

下記グラフは訪日外国人の旅行消費額推移を示したものです。

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(出典:訪日外国人消費動向調査より作成)

 

総額では伸びていますが、1人あたりに換算すると減少傾向に。この傾向が続けば、人は増える割に現地に落ちるお金が伸びず

現在京都を中心に発生している観光公害(混雑やマナー違反、景観や文化の破壊)がさらに拡大する恐れが。

 

また、訪日外国人の満足度も向上せず、リピーターが生まれないことは中長期的な成長の阻害要因に。

 

訪日外国人数だけを見て一喜一憂する段階からもう一歩踏み込む段階が来ていると地域ブランディング研究所は考えています。

 

まとめ

以上4月をまとめますと

  • 4月は前年比0.9%増の292.7万人
  • アジア伸び悩み⇔欧米豪堅調
  • 日本の長期休暇が訪日意欲を抑制した可能性
  • 1人あたりの観光消費額減少は今後の重要課題

となりました。

来月もお楽しみに!

 

今日の一句

”量よりも 質で勝負の 段階に”

 

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