【2019年1月】訪日外国人数は268.9万人。中国のビザ緩和がすごい。

日本政府観光局(JNTO)の1月速報が発表!

2019年のインバウンドマーケット、初速の勢いを測る1月の訪日外国人数が本日2/20 JNTOより発表されました!

結果は前年比+7.5%の268.9万人。昨年後半が伸び悩んだことを鑑みると幸先の良いスタートです。

 

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(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

 

ビザ発給要件等の緩和で中国が牽引

国別の内訳を見てみましょう。

アジアでは韓国・香港が前年を下回っていますが、JNTOによると要因はそれぞれ下記の通り。

韓国・・・昨年から続く自然災害の影響・韓国経済の低迷

香港・・・中国大陸を結ぶ高速鉄道と橋が開通し中国旅行に流れる

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(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

 

一方最大の訪日国である中国は春節前であるにも関わらず好調。

理由は、ビザ発給要件等の緩和がさらに進んだから。外務省のHPには下記記載されていました。

(1)これまで中国教育部直属大学(75校)に所属する学部生・院生及びその卒業後3年以内の卒業生に対する一次ビザの申請手続きを簡素化していたものにつき,対象となる大学を1243校にまで拡大します。

(2)過去3年のうちに2回以上個人観光ビザを取得して訪日した者が数次ビザを申請するに際し,提出書類を簡素化します。

(出典:外務省HP

両国の青少年交流を推し進めることが目的ですが、それにしても対象大学がこれまでの16.6倍になったのは凄まじいインパクト。

単純に考えて、訪日中国人大学生がこれまでの約17倍になるわけです。

2月以降もこの効果は持続するため、2019年は訪日中国人が大きく躍進しそうです。

 

世界最大の橋「港珠澳大橋」はなんと全長55km!

香港が伸び悩んだ原因として挙げられていた橋「港珠澳大橋(こうじゅおうおおはし)」について気になったので調べてみました。

公式ページをみますと冒頭からダイナミックな写真が!

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また橋の長さはなんと55km!もちろん世界最長です。ちなみに日本の瀬戸大橋の長さが約12kmですのでおよそ5倍。

私が香港人だったら訪日旅行よりもこの橋観光を優先すると思います・・・。中国の国力恐るべし。

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(出典:港珠澳大橋 案内小冊子

 

今月の訪日外国人 「たこ焼き」

こちらは2/4に上野アメ横で撮影したワンシーン。列を並ばれているお客さんを観察しますと、そのほとんどが訪日外国人です。

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さらにタコを「デビルフィッシュ」として忌み嫌う方が多い欧米人も列に並んでいます。

日本食に対する関心の高さを垣間見たお昼時でした。

 

回帰分析から導かれた2019年訪日外国人予測

まだ1月ですが、2019年の年間訪日外国人数について予測してみました。

算出根拠は下記の通り。

  • 1月訪日観光客数をX
  • 年間訪日観光客をY

として過去8年分のデータを元に回帰分析。

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導かれた回帰式は Y=12.377X + 924,719

結果現時点での2019年通年 訪日外国人数は 3,421万人 (前年比9.7%増)

となりました。

春節効果が現れる2月データが揃えば、今年のおおまかな着地点が見えてくるでしょう。

 

まとめ

  • 2019年1月は前年比伸び率7.5%と回復基調
  • 香港-中国間に開通した橋が想像以上の大きさ
  • 訪日中国人大学生が単純計算で約17倍になる
  • 回帰分析では通年3,421万人
  • たこ焼きは国境を越える

となりました。

春節効果が織り込まれる2月累計値がどうなるのか、注目です。

 

今日の一句

”フルマラソン できてしまうよ デカイ橋”

 

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