【2018年10月】地味に底堅い成長が続く欧米豪 訪日外国人

10月の訪日外国人は回復

先月は台風・地震により 5年8カ月ぶりに前年を下回る訪日外国人数でしたが、10月は急回復。

前年比伸び率 +1.8% の264万人 となんとか踏ん張りました!

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(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

主力の東アジア諸国がブレーキに

続いて内訳を見てみましょう。

ご覧の通りボリュームゾーンである東アジア諸国 が前年比を下回ってしまったため、10月全体として伸び悩みました。

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特に韓国・台湾の落ち込みが大きいですが、これは昨年10月だった連休が、今年は9月にシフトしたため。

一方中国は前年比伸びております。国慶節の休日が10/1-10/7でした。

2ケタ成長と底堅い欧米豪グループ

一方コト消費と相性がよい欧米豪の訪日外国人は、どの国も前年比2ケタの伸び率と好調。

体感ですが、地方都市でも欧米系の方をみかける頻度が増えています。

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JNTOはこの要因について、クルーズ船での来航 が大きく寄与したと報じています。

これはヨーロッパから日本まで船便で行くということではなく、クルーズ船を使って日本国やアジア諸国を周遊するプランのようです。

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(出典:ADVENTURE LIFE

ちなみに日本からイギリスまで船便で行こうとすると、コンテナ船でも片道30日を要します。

いくらまとまった休暇が取得できるヨーロッパの方々でも船で日本に行くのは現実的ではありませんね。

過去データから回帰分析⇒2018年通年予測は3,142万人

10月累計データをもとに回帰分析を行いました。

算出ロジックは下記の通り。

  • 10月累計訪日観光客数をX
  • 年間訪日観光客をY

として過去7年分のデータを元に回帰分析

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導かれた回帰式は Y=1.2019X + 33,968

結果現時点での2018年通年 訪日外国人数は 3,142万人 (前年比9.4%増)

となりました。

これまでの予測の推移は下記の通り。

これまでの予測の推移は下記の通り。

JNTO統計月 当社予測値(人)
1月 32,463,131
2月 33,513,973
3月 33,418,358
4月 33,147,995
5月 33,147,899
6月 33,096,948
7月 32,582,406
8月 32,220,469
9月 31,674,802
10月 31,674,802

  

まとめ

以上、10月訪日外国人統計をまとめると

  • 10月は前年同期比をわずかに上回る
  • ブレーキ要因は韓国と台湾の連休時期が9月だったため
  • 欧米豪はどの国も2ケタの伸び率
  • 2018年通年予測は3,100万人以上

です。

11月以降、台湾・韓国が回復すれば完全復調となるでしょう。

今日の一句

”底堅い 欧米豪の 成長率”

 

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