【201804】JNTO4月、訪日観光客数は過去最高の290万人。通年予測は3,315万人。

4月は単月過去最高の290万人!

5/17 17:00 JNTOから4月の速報が発表されました。その数約290万人(2,900,700人)。

単月数値としては過去最高となりました。

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(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

 

 

キリスト教国圏3月需要の反動減

過去最高数値となった4月ですが、国別に前年比伸び率の内訳をみると、前年比を下回っている国がいくつかあります。

理由はキリスト教の習慣であるイースター休暇が今年は4月→3月にずれ込み、反動減が起こったから。

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(出典:日本政府観光局(JNTO)発表資料より作成)

 

全体の前年同月比伸び率も12%と、いつもより低くなっています。(参考:2017年の前年比伸び率は19.3%)

 

4月といえばタイのソンクラーン休暇

さて、4月に大型休暇がある国といえば、タイのソンクラーン休暇。浅草だけでなく、秋葉原にもタイのお坊さんらしき一行を見かけることがありました。

僧侶の方から見て、電気街はどのように映るのでしょうか?

 

実際の統計データを見てみると、訪日タイ人観光客は単月では過去最高の15万人。東南アジアでは最大勢力です。

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マレーシア団体旅行客を浅草で多く見かける

また、浅草ではヒジャブ(ムスリム女性が被る布)を身にまとった集団を多く見かけました。

おそらくマレーシアの団体ツアー御一行様と思われます。

 

訪日マレーシア人観光客と聞いていまいちピンと来ない方も多いと思いますが、実は東南アジアではタイについて多い国です。(2017年は年間44万人)

イスラム教国圏である彼らの存在感が増してくると、ハラール認証や礼拝室などの重要性が増してくるでしょう。

 

ちなみに浅草にはハラール対応している飲食店が多く、お客さんの8割がイスラム教徒といったラーメン屋さんもあります。

 

回帰分析から導かれた2018年訪日外国人予測

さて、毎月おなじみの回帰分析による年間予測コーナー。

 

4か月分のデータを使い2018年通年の訪日外国人数を予測してみました。

算出根拠は下記の通り。


  • 4月累計訪日観光客数をX
  • 年間訪日観光客をY

として過去7年分のデータを元に回帰分析。


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導かれた回帰式は Y=3.1258 + 266,279

結果現時点での2018年通年 訪日外国人数は 3,315万人 (前年比15.5%増)

となりました。

 

参考までに2018年に入って算出した年間予測数値の推移を記載しておきます。

JNTO統計月 当社予測値(人)
1月 32,463,131
2月 33,513,973
3月 33,418,358
4月 33,147,995

 

まとめ

以上4月の訪日外国人統計をまとめると

 

  • 4月は単月過去最高の290万人
  • キリスト教圏のイースター休暇反動減が全体を押し下げる
  • マレーシアは東南アジアの第2勢力。
  • 回帰分析では通年予測3,315万人

 

来月もお楽しみに!

 

 

今日の一句

”徐々に増す イスラム教徒の インパクト”

 

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