オンライン体験造成に必要な3つの観点

オンライン体験

人気があるオンライン体験の秘訣

オンラインツアーやオンライン体験が各所でぞくぞくと立ち上がってきています。 地ブラスタッフもそんな今話題のオンライン体験に、国内外合わせて30件ほど参加してきました!

今回は、たくさんのオンライン体験に参加する中で、徐々に掴めてきた人気の秘訣やオンライン体験を造成するために必要な要素を3つの観点からお伝えします!

オンライン体験造成に必要な3つの観点

人気の高いオンライン体験には、次のいずれかの要素が必ず含まれています。「ご当地要素を参加型で学べること」「今、この瞬間に交流できること」、そして「予想・期待以上の刺激・感動を味わえること」です。

実際にオンライン体験を始めようと思ったときに、「自分たちのコンテンツにはどの要素を入れやすいだろう?」とイメージすると、よりプラン造成のイメージがわいてくるはずです。

3つの要素のうち、1つだけでもエッジを立たせると効果的ですが、2つのタイプを組みあわせるなど工夫すれば、面白い体験ができること間違いなしです!

「ご当地要素を参加型で学べる」

オンライン体験を「学びの場」や「新しいことへのチャレンジ」の場として活用する人は多く、参加者の知的好奇心を刺激するようなコンテンツは人気を博しています。 たとえば、「本場のシェフから学ぶイタリア料理教室」といったコンテンツは、家にいながら、低コストで、本場の専門家から学びを得られる機会として、非常に魅力的です。

参加者は、ホストと楽しく会話をしながら、個別にフィードバックをもらえたり、アドバイスを受けて技術を磨いたり、知らなかった知識や文化を発見できたりします。体験の中での「新たな発見」「学び」「成長」に繋がる要素が参加者の満足感を上げるでしょう。 この「学びを重視するタイプ」のコンテンツ造成で重要なポイントは、「インタラクティブで」「個別的な」やり取りを通じて、参加者一人一人の学びを大事にすること!

コンテンツを造成する際には、参加者一人ひとりに「新たな発見」「学び」「成長」に繋がる要素を与えられるかどうかを意識してみましょう! また、このタイプのコンテンツで、評価の高いものの特徴をさらに分析していくと、ただの「学び」よりも、ご当地要素を盛り込んでいるものの方が人気が高いことが分かります。 外出自粛がまだ完全に解除されない中、家の中でも「旅で味わえる魅力」を求める声が増えてきているのかもしれません。

オンライン体験では、まだ訪れたことのない場所でできる経験を、移動時間に関係なく気軽に短時間で追体験できます。 その土地の文化や歴史、住む人のストーリーを盛り込み、学びに繋がるコンテンツを造成してみてはいかがでしょうか?

「今、この瞬間に交流できる」

2つ目の要素として重要なのが、「ホストとの新たな出会いや交流」です。外出自粛が続く中、新たな出会いの機会は急速に減っています。だからこそ、誰かと同じテーマについて語り合ったり、一緒に笑ったり、歌ったりしながら、時間を共有できることの価値を、オンライン上で求める人は増えてきています。

オンライン体験の強みは、空間を超えて、世界中にいる人たちと時間を共有し、繋がることができること。 「趣味が一緒」「興味のあることが一緒」な人たちとも簡単に繋がれるので、その場で気が合えば参加者間でも交流の輪が広がります。 このような「交流を重視するタイプ」のオンライン体験でホストに求められるのは、ホスト自身の熱い想いです!

最初は「アニメ好き」「旅好き」「歴史好き」など興味対象が理由で参加した人たちが、ホストの想いや人柄に共感し、ホストのファンになり、そこに一つのコミュニティが形成され、結果として体験後にも続く繋がりが生まれます。

「交流を重視するタイプ」のコンテンツを造成する際には、ホストの想いやストーリーをより深掘ることで、参加者が共感し、「この人に会いに行きたい!」「この人を応援したい!」と感じられるような設計を意識してみるといいでしょう。

「予想・期待以上の刺激・感動を味わえる」

3つ目の要素として重要なのは、「予想・期待以上の刺激・感動を味わえる」ということ。コンテンツ設計の中で、「オンラインでここまでできてしまうのか!」という驚きや感動のポイントをしっかり押さえることで参加者の満足感をあげることができます。

このような驚きや感動を生み出すためには、まず参加者が体験前にどんなことを期待しているのかを想定しておく必要があります。そのうえで、参加者の当初の期待・想像を上回る何か特別な仕掛けが織り込んだり、その場の流れの中で起こる予定不調和なハプニングや演出を入れたりすると、良い意味で参加者の期待を裏切り、感動を与える体験が造成できます。

このような「驚き・感動を重視するタイプ」のコンテンツで、最近とても人気が高いのは、ご当地の特産品とオンライン体験参加がセットになっているもの。特産品を購入するだけでは触れられないような生産者の方々の想いや、そのものにまつわるストーリーなどが生中継で紹介できるオンライン体験は、特産品をただの「モノ」ではなく体験に重点を置く「コト消費」へと変えてくれます。世界や日本の各地にいる生産者と直接顔を合わせ、ストーリーを感じながら皆で一緒にいただくご当地のグルメは、とても格別な味わいです。

「外出できないから、旅は諦めるしかない」という価値観をいい意味で裏切るような工夫をぜひ考えていきましょう!

オンライン体験の成功のための工夫

オンライン体験において実際にどのような工夫ができるのか、具体的に実践できるヒントをいくつかご紹介します!  

ガイドが1人の場合と複数の場合の違いとは?

一人のガイドが進行を務める場合、オンライン体験の評価はほぼガイドの力量に比例しています。専門性が高く、ユーモアのあるガイドなら、オンライン体験を通じて、世界中にファンをつくることができるでしょう。 一人のガイドが進行する場合にポイントになるのは、参加者とガイドのインタラクティブな会話です!たくさんの参加者がいる中でも、一人一人との「顔が見える関係性」を意識し、インタラクティブに会話が弾むと、参加者の心にガイドの印象が強く残り、体験後の繋がりにも発展します。

一方、ガイドが一人では不安という場合、複数人で回すことも可能です。 たとえば、地ブラスタッフも先日参加したコトバスさんの「オンラインバスツアー」では、進行役のガイドさんが全体として紹介をしつつ、旅先では、現地の方が説明をしてくれました。疑似シートベルトを着用したり、皆で一緒に歌を歌ったり、ご当地グルメを堪能しながら、現地の人たちとも交流ができたり。オンラインのバスツアーを通して、実際の旅さながらの交流、心の繋がりがたくさん生まれていました!

スタッフが複数人いることで、場の雰囲気を作り易く、盛り上げやすいというメリットがあるため、特に一体感を造成したい場合にはおすすめです。

コンテンツの特性や自分の得意分野に合わせて、ガイドの仕方も工夫してみると良いですね!

オンラインでも上手く打ち解けるためには?

オンライン体験の中での相互コミュニケーションはとても重要な要素ですが、そんなコミュニケーションが、参加者の不安のタネになることもあります。

大勢の前で質問をすることにあまり躊躇がない人ならば、体験の中にも積極的な発言機会や親密な相互コミュニケーションを求めますが、一方で、シャイな人や人前で発言するのが苦手な人にとって、そのような機会はかなり負担に感じられるでしょう。 特に、画面越しだと打ち解けるのに時間がかかり、緊張したまま体験が終わってしまって、逆に疲れてしまった、なんてこともありえます。

様々な参加者がいることに配慮して、緩くつながりつつも、「気軽に参加できる」工夫があると、参加者も安心して楽しめます。 たとえば、相槌の仕方として、共通のジェスチャーを最初にレクチャーしておいたり、体験中のクイズは選択式にしたり、声を出さなくても身体を動かして一体感を造成したり、無理なく参加できる工夫を考えてみましょう!

まとめ

今回は、オンライン体験造成に必要な3つの観点や、体験を設計する際の工夫についてお伝えしました!

オンライン体験は、一見、リアルな体験とは違うテクニックが必要なようにも見えます。 しかし、ちょっとした工夫が必要とは言え、根本的に大切なことはリアルな体験と変わりません。通常の旅で味わえる「旅の醍醐味」を、オンライン上でもリアルに再現し、そこに参加者が気軽に参加できるような構成をつくることが重要なポイントだと感じました!

プログラム全体の企画力・構成力・そして参加者の巻き込み力をしっかりと織り込んだうえで、オンライン体験を通して、参加者が楽しめる特別な時間を作っていきましょう!

 

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