オンライン体験を今商品化すべき3つ理由

オンライン体験需要増の4つの背景

はじめに

日本でもようやく緊急事態宣言が解除され、世界でもロックダウンが徐々に緩和されてきています。新型コロナウィルスの第一波が収束しつつある中、インバウンド業界では今、何に取り組めばいいのでしょうか?

今回は、「オンライン体験」について、「どんな人がオンライン体験に参加しているのか?」「オンライン体験を商品化したらいい理由」といった部分を、より深くご紹介します。

オンライン体験需要増の4つの背景

オンライン体験を求めているのはどんな人なのでしょうか?そこに4つの背景があります。

① 人との繋がりの需要増

新型コロナウィルスが流行する前には、当たり前にできていた「行きたいところに行き、会いたい人と会う」という生活。それが今、制限されているからこそ、一番に感じるのは「人に会いたい」という気持ちではないでしょうか。

友人とのzoom飲みはもちろん、zoom飲みでは担保されないような新たな出会いの場を求める人も徐々に増えてきています。

たとえば、前回ご紹介したYukiさんの「オタクとアニメ文化について学ぼう」では、体験を通じて、世界中のアニメ好きな人たちと繋がれるところに、多くのアニメファンが魅力を感じています。

オンライン体験需要増の4つの背景

他にも、今注目を集めているオンライン宿泊では、ゲストハウスのオーナーがチェックインからチェックアウトまで、オンラインでも「人との繋がり」を感じられるように設計しています。その暖かい世界観や、個性的でユーモアあふれるオーナーの人柄が多くの旅好きな仲間たちから愛されています。

オンラインだからこそ、世界中にいる同じ感性を持った人たちと時間を共有し、繋がることができる。しかも肩ひじ張らず、それぞれの家からゆるく繋がれるというのは、今までにはなかった新たな魅力なのかもしれません。

② 癒しの需要増

“コロナ疲れ”という言葉もありますが、疲れていても外に出て発散することができない今、 オンライン体験に癒しを求める人が増えています。

例えば、今Airbnbで特に人気が高いのが、動物とのふれあい体験。それも、ただ画面越しに動物たちを眺めるのではなく、実際に参加者が餌やり体験をしているようなアングルで撮影したり、画面越しだからこそじっくり見られる動物の素の表情があったり、オンラインだからこその魅力が詰め込まれており、参加者のレビュー欄は「癒された!」というコメントでいっぱいでした!

他にも、森林セラピーや、座禅・瞑想体験、コンサートなども、STAY HOME期間中に「癒し」や「安らぎ」を求めている人たちに人気が高いようです。

③ スキルアップの需要増

STAY HOME期間中に、暇な時間ができて何か新しいことを始めた人も多いのではないでしょうか?こんな時期だからこそ、自分磨きやスキルアップにオンライン体験を活用する人が増えています。

例えば、オンラインの料理教室では、自宅にいながら海外の料理家から本格的なレシピを教わることができます。リアルな体験であれば、現地まで出向いたり、かなり値段が高かったりするところですが、オンライン体験の相場は1000~3000円というものが多く、気軽に参加できるところがポイントです!

更には、オンライン体験を英会話のスキルアップに活用するのも効果的です。面白い体験もでき、英会話も上達するなら一石二鳥ですね!

④ コロナ後の旅行需要増

否応なく外出が制限される中で「早く以前のように旅行に行きたいなあ」なんていう気持ちになること、誰しもあるのではないでしょうか。

実は、熊本県観光協会連絡会議が実施した、全国の一般消費者3247名に対する調査によると、「早く旅行に行きたい」「行きたいとは思う」という声が全体の7割以上であったことが分かりました。また、旅行情報の閲覧に関しても「自粛後の楽しみが増えるので歓迎したい」という肯定的な回答が半数以上を占めています。

一部では、オンライン体験を通して次の旅行先を調べてみたり、情報収集の一環としてオンラインツアーに参加している人もいるようです。 確かに、オンラインツアーでガイドから直々に有益な情報を手に入れられたら、今よりもっと旅行に行くのが楽しみになりますよね!

オンライン体験を今やるべき3つの理由

このような世界中からの需要に対し、今やAirbnbだけでなく、tripadvisorなど世界の様々なOTAでオンライン体験が特集されています。では一体、なぜ今オンライン体験をやった方がいいのでしょうか?

①未来のファン顧客獲得

オンライン体験において、顧客からのレビュー評価が最も高いのがガイドの人柄です。特に今の時期には誰かと大笑いしたり、誰かから直接何かを教わる機会が急激に減っています。そんな状況下で、素敵なガイドとの出会いは参加者にとって、すごく貴重な機会なのです。

実際に参加者のレビュー評価を見てみると、オンライン体験を通して「この人に会いに行きたい」「本物の体験を現場でやってみたい」という声が多数見受けられます。ガイドの人柄に触れ、その人への共感が、未来のファン顧客へと繋がっているようです。

その他にも、「実際に来日した際の割引クーポンを発行する」や「体験後にSNSで繋がっておく」という一工夫も、未来のファン獲得においては非常に重要であると言えます。たった1時間でも参加してくれたお客様と、その後ゆるく繋がっておくことで、「あのガイドさんに会いに行きたい」「あの人がいる日本に行ってみたい」という気持ちが参加者の心に残り、いつかの旅行先候補となるでしょう。

② 収益源の確保

この記事を見てくれている方の中には、「オンライン体験ってどんな準備をしたらいいのか分からない…」という方もいるかもしれません。実は、オンライン体験には大変な準備はほとんど必要なく、リアルに提供していた体験を少しカスタマイズするだけでオッケーなんです!準備費用もあまりかからない上に、展開し始めたら貴重な収益源になり得るため、今の時期に始めるのはメリットしかないと言えるでしょう。

③ガイドの研修期間としても活用できる

現在、インバウンド客が全く来ず、ガイドとしてのスキルに衰えを感じている人も、中にはいるのではないでしょうか?

そんな事業者さんにも、オンライン体験はとてもおすすめです!なぜなら、オンライン体験におけるガイドは、リアルな体験に比べて少し難しいからです。参加者との物理的な距離があるのに加え、参加者のリアクションが読みにくかったり、その土地が醸し出す雰囲気やライブ感がなかったりするために、まさにガイドの力量が試されると言えるでしょう。しかし、逆に言うと、オンライン体験で高い評価を得られるガイドならば、リアルな体験で満足してもらえることは間違いありません。

来春からのインバウンド回復に向けて、時間のある今こそ、ガイドのスキルアップに努めてみてはいかがでしょうか?

まとめ

オンライン体験は、参加者にとっても、事業者にとっても、未来に繋がる可能性を秘めています。これまで作り上げて来たものを、今後につないでいくためにも、今、オンライン体験の実施を検討してみてはいかがでしょうか。

地ブラでは、オンライン体験造成に関するお問い合わせも受け付けております! お気軽に お問い合わせ ください。

 

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